イトケン住巧の家造りへのこだわり

◆伝統的な日本建築

日本には乾燥する季節や湿度の多い季節があり地震や台風なども数多く発生します。
そんな日本で建造された神社・仏閣などは何十年・何百年という長い年月、その姿をかえることなく人々の心を癒し続けています。

なぜ、その美しい姿を保ちつづけるのか?

それは先人たちの日本の風土に合わせて考えぬかれた伝統構法にによるものです。
住宅も同様に伝統の技術を受け継いだ職人の確かな目、技、思いが親子何代にもわたり健康で暮らしていける住宅を造られているからです。

◆「手刻み」という巧みの技術

イトケン住巧は「手刻み」という伝統技術にこだわっています。

「手刻み」とは、工場であらかじめ木を加工する「プレカット」などの在来工法と違い、古来より伝え受け継がれてきた高い精度と複雑な仕口を必要とする伝統工法です。 この伝統工法は、木は夏場水分を多く含み膨張し、冬場は乾燥し収縮する性質を持っています。そうした木材の癖を一本ずつ職人が読み、一番良い使い方をするため、住宅の歪みやズレがほとんどなく、住宅が長持ちします。

住宅も同様に伝統の技術を受け継いだ職人の確かな目、技、思いが親子何代にもわたり健康で暮らしていける住宅を造り続けています。

◆「手刻み」のメリット

手刻みで削り出された木は、目に見えにくい精度で接合部分の強度が出ます。
吸いつくように組み上がり木独特の粘りも生まれます。接合部分が金具で固定されていても何の考慮もされていないと、時季によってはスカスカになっている可能性があります。
固定金具が頑丈でも支える木がスカスカでは強度は発揮されませんが、そうしたデメリットを補うのが「手刻み」です。

◆プレカットでも安心の技術

在来工法であるプレカットは「手刻み」に比べ、早くて低コストです。

プレカットの場合、癖のある木やねじれのある木などの特性をあまり考えず、まっすぐにのばし加工されがちになり、年月が経つとその歪みが出てくることがあります。
プレカットを使用する際でも、木材の性質を熟知しているイトケン住巧は、適材適所の配置決め、職人による加工後のチェック・選別を行うことでプレカットでも質は下げることなく長持ちする家を仕上げることが可能です。